公共事業における新技術活用システム(NETIS)の平成27年度推奨技術にインバイロワン工法が選出されました。
―平成27年度 NETIS「推奨技術」に選定される―
この度、インバイロワン工法が国土交通省「公共工事等における新技術活用システム(NETIS)」の平成27年度の推奨技術に選定されました。 「推奨技術」は国土交通省の各地方整備局などで活用・評価され、類似の評価済み技術に比べて明らかに優れている技術の中から、 国土交通省が専門家等を交えた有識者会議において、公共工事に関する技術の水準を一層高める画期的な技術として選定するもので、 平成26年度末まで21技術が選定され、今年度は2件選定されました。
本技術は、剥離剤を鋼構造物の既存塗膜に塗布し、一昼夜程度放置して塗膜を柔らかく 軟化させた後、手工具で安全・確実かつ容易に除去・回収する工法です。従来の塗膜除去 技術であるブラスト工法等では、塗膜ダストが発生するため、外部への飛散防止対策が不 可欠でした。本技術は、塗り重ねられた多層の塗膜を一度で除去できるとともに、塗膜ダ ストも発生させないため、鉛・クロム・PCB等の有害物質を含む塗膜でも安全・確実かつ 容易に回収を行うことができます。また、類似の技術と比べて火災の危険性が低く、塗り 替え後の塗膜の耐久性が確認されている唯一の技術です。 今回、「国土交通省が認定した最も評価の高い新技術」と位置付けられました。 弊社としましては土木研究所の指導の下に、安全管理を始め施工技術の更なる向上に努め、 社会に貢献したいと考えております。宜しくお願い申し上げます。 |
新技術活用システム(NETIS)における平成27年度推奨技術等の選定結果について
【添付資料】平成27年度推奨技術等の選定結果について