インバイロワン工法について

◾︎技術の概要

1.技術開発の背景及び契機

 従来から一般塗装系塗料として、鋼製橋梁等の塗膜に多く使用されてきた鉛・クロム等は有効な防食材料でした。しかし、これらに毒性が認識され、環境保全及び生活安全性の確保の為に早急に一般塗装系塗膜の安全な除去・回収が必須となりました。また、防食ライフサイクルコスト縮減の観点からは、塗膜を一般塗装系から重防食塗装系に替える事が必要となります。

 

2.技術の内容

 本技術は、一般塗装系塗膜を重防食塗装系に塗り替える際の、一般塗装系塗膜を除去・回収する技術です。具体的には、新規開発の塗膜はく離剤“インバイロワン”を一般塗装系塗膜に塗布後、一昼夜放置し、旧塗膜を軟化させ、ヘラで旧塗膜を除去・回収します。従来の機械式除去に比べ、作業効率、環境安全性、塗膜回収率が高い技術です。

 

3.技術の効果

 1回のはく離剤塗布で多重塗膜の除去・回収が可能であるため作業性が向上しました。100m2規模での試算の結果、従来型はく離剤工法に比べて約1/2程度のコスト縮減が可能と推定されます。また、開発した塗膜はく離剤は、高級アルコールが主成分であるため人体の安全性を確保できるものです。そして、旧塗膜を湿潤シート状に軟化させ除去・回収する方法は旧塗膜をほぼ100%除去・回収できる為、従来の機械的塗膜はく離にあるような塗膜ダストの飛散はなく、作業安全性も確保できます。

◾︎インバイロワン工法説明動画

◾︎施工事例

◾︎カタログ